カルダモン

キラー・メイズのカルダモンのレビュー・感想・評価

キラー・メイズ(2017年製作の映画)
2.7
卒制かってくらいのノリとクオリティで公開前から期待値高めだった本作。昨年のシッチェス映画祭セレクトで観に行けず、ソフト化されなかったらどうしようと思っていたのだが無事レンタル屋にも並びようやく鑑賞。

つ、つまんねぇ!!
80分がこんなに長く感じるのは久々だ。とにかくセリフが酷すぎる!無駄な会話がダラダラと耐えがたい。ビジュアル的に楽しい場面もあるんだけど、演技も演出も雑でちっとも感情が届いてこない。
部屋に作られたメイズの外観や壁面のマチエール、迫りくる折り鶴や血しぶきの紙吹雪なんかは楽しかった。が、それだけにドラマ部分の足の引っ張り具合が残念でならない。主人公のセリフにあるようにただ「何かを作りたかった」ってことなんだろうな。出来の良さを求めていたわけじゃないのに何故か飲み込めない。センスの問題なのかな。''なんか違う'' の連続。うーむ、こんなはずでは。