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あのコの、トリコ。のScreen7のレビュー・感想・評価

あのコの、トリコ。(2018年製作の映画)
2.9
出演者のファン以外の方にはお勧めできません。終始眼福だけどストーリーの中身無し。幼馴染3人で夢に向かうという意味では『ちはやふる』と同じなのになぁ。展開早すぎて観客は置いてけぼりな気分になるかも。(そんなこと言いながら、今週末もう一回観に行くんですけどね笑)
男子目線の少女漫画ということで視点が新鮮だけど、芸能界がメインの舞台だからわざわざ学園ものにする必要性があまり感じられなかったです。原作未読なのでなんとも言えないけど。
ここまで現実離れした話だと、きゅんきゅんできなかった笑 終わり方もありきたり。おまけにエンドロール微妙。

好きな子のためにここまで変われる頼、夢に向かってまっすぐ突き進む雫、才能があってキラキラしている昴、3人とも恐れずに夢に向かっていて凄かったです。
三角関係という王道の関係性なのですが女をもの扱いする感じはちょっと嫌だったな。雫はどうしたいの?って聞きたくなっちゃった笑
考えてみると、他の少女漫画ってヒロインの親友がそういう相談乗ってあげてアドバイスする描写高確率であるのに、今作は雫の友達登場するの1回だけだったからな。

本当にごめんなさいだけど、よく吉沢亮これに出演したなと思っちゃいました。杉野くんも好きなのに想像以上に出番が少なかったからさみしい。
原作は女子中学生とかには人気だろうし、脚本が微妙だったのかなー。私としては、このキャストで全く違う映画やってほしいです笑
ちなみにパンフレットもチープな仕上がりで、そこも悲しいよ…笑
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