Naoya

バニシングのNaoyaのレビュー・感想・評価

バニシング(2017年製作の映画)
2.7
ベテランや新人含む3人の男は、スコットランド沖の無人島の灯台守としてやって来る。ある嵐の翌日、無人島に1人の男が瀕死の状態で漂着。そして後に、男と共に着いた木箱には金塊が入っていることを知る。シチュエーション・スリラー作。灯台守の男たちが、流れ着いた金塊によって変化を見せていく様子、徐々に3人の均衡のバランスが大きく崩れていく様は不気味かつおぞましい展開。徐々に大きくなる不穏な空気感は痛々しさがある。閉鎖された空間で、限られた少数だからこその状況の危機が生々しく描かれてます。渋さのある、暗い物語。
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