海老シュウマイ

ミスミソウの海老シュウマイのレビュー・感想・評価

ミスミソウ(2017年製作の映画)
4.0
クリスマスイブに山田杏奈ちゃん!
=ε=(۶`∀´)۶ ヒャッハー!!

まぁなんていうか…
神も仏もないわな…

2時間前の自分にボーガン撃って眠らせてやりたい。

グロ描写はそのジャンルのファン向けにあっていいけど、やっぱり苦手で、なかったバージョンを観たい気はする。

お話としても、演出としても、激辛と激甘を交互に食べさせられてるような作りは、そんなことしなくても俺、味わかるし、刺激より、じっくり味わせてよという気が。(全身白色の金髪とか赤色コートの山田杏奈とか)

そして全員、狂ってる設定はリアリティのかけらもあったもんじゃない。
清水尋也の行動パートなんて、コミックの尺伸ばし用に無理矢理作ったでしょ?みたいな。


ただ、ふと、
この全員を「人間の弱さ」に読み換えた途端、全員が愛らしくなってきたのも確かで、

なんだかんだで大事なところにはいない金髪(逃げちゃう弱さ)、
自分が助かるためには何でもやれちゃう黄色、
勝手に憧れて自分の中で偶像を作り上げ、ちょっとイメージと違うと勝手に幻滅する…
あるいは、いろいろ引きずってる教師。
あぁこれは全部、俺だなと。

普段自分は「山田杏奈の強さ」を体現できていると思っているのに、なんだかんだで黄色(大塚れな)が自分のようで一番しっくりきた。
上白石萌音と萌歌のちょうど中間のような大塚れなさん、最高でした(断髪シーンは言うまでもなく)。


まぁ雪の中に佇む山田杏奈はそりゃ国宝なんだけどね。