DVDで鑑賞。
原作は立ち読みで、胸くそな話なのを知ってる程度。
冬に雪が積もるほど降る地方が舞台。
来年廃校になる中学校に、東京から転校してきた春花は、妙子たちのグループにいじめられる日々。
教師の南は、事なかれ主義でいじめに遭っている春花を完全に無視。
いじめというには生ぬるい壮絶な仕打ちに春花は学校に行くことをあきらめる。
代わりにいじめのターゲットになったのは、春花が転校してくる前にいじめられていた流美。
妙子たちのいじめに耐えきれず、春花を殺すと言いだし、春花が留守の間に、家に火をつけて、両親を殺害、妹はクラスメイトの相場に助けられたものの、重度の火傷でICUに…
なんて胸くそな展開…。
春花は真相を知り、いじめグループを殺害して復讐していく…
原作でもエグい表現だったけど、実写版も頑張っていた。
唯一の理解者と思っていた相場も、実は裏の顔があり、実の祖母、春花の祖父まで殴り殺そうとする。
流美、相場、春花の三つどもえの殺し合いに、最後は誰も助からない…
白い雪の中、血の赤のコントラストが妙にきれいに見えるのが不思議。
最後は原作と違うようで、妙子一人が生き残り、卒業する。
うーん。鑑賞後のこのモヤモヤ感はなかなかないね。『ミスト』とか『セブン』に近いかもね。
精神的にまいっているときには観るのがきついかも。
原作もちゃんと読んでみよう。
2019-005