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OVER DRIVEの地球へのレビュー・感想・評価

OVER DRIVE(2018年製作の映画)
4.1
ラリー(公道を疾走する自動車レース)を舞台とした兄弟の確執を描く映画

同じチームでラリーに参加する兄弟、兄はメカニックで弟はドライバー。
しかし何故か兄弟は不仲、2人はいつも衝突を繰り返す。
過去のある事がキッカケで2人には確執が生じていた(トラウマ?)。
2人の目標「レースで優勝する」は同じなのですが・・・

2人の確執はチーム全体も巻き込み、熾烈な優勝争い(年間優勝)にも影響を与える。

主役は兄であり、メカニックを含むレーシングチームのバックヤードが中心の映画である。
そして並行してレースが描かれますが、レースのシーンはスピード感と迫力満載の映像です。
それはCG等を駆使したSFXではなく、実際に疾走するレースカーを撮影してると思います。
そして、そのどちらにも絡むのが兄弟の確執です。

全体ではドラマ:レースは7:3ぐらいと思いますが、レースシーンはスピード感と迫力があるのでインパクトが強く、5:5ぐらいに拮抗した構成になっていると感じました。

兄弟の確執を描いたドラマと、迫力あるレース映像をどちらも楽しめる映画でした。
兄弟の確執とレースの行方をぜひ劇場で確かめて下さい。

個人的には、迫力あるレースシーンの方が楽しめました。


Filmarksの試写会にて鑑賞。
IMAXで上映されれば、もしくは4DXで上映されれば、もう一度観たい映画です。

 
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