木葉

OVER DRIVEの木葉のレビュー・感想・評価

OVER DRIVE(2018年製作の映画)
2.6
この映画の主人公は、車というくらいに、車好きでなくても車の魅力にハマってしまう。車好きの人にはたまらない映画。ラリー(WRC)の映画は初鑑賞。F1の映画は、結構観てきてるので、競技としてF1に近いのかなぁと思いきや、サーキットを使わず公道を使ったりと2人1組で乗ったりとルールから全く違う。
トヨタの全面協力でトヨタのヤリスやセリカ、ミニやシトロエンまで出てきてラリーレースのシーンは大画面で観るとエンジン音の迫力やカーブを車が見事に擦り抜けていくさまが臨場感溢れていて、あんな道をアクセル全開でハイスピードで駆け抜けたら爽快感半端ないだろうなぁと思うくらいハラハラドキドキワクワクで気持ち良かった。
映画の内容としてはラリーの最高峰WRCを目指す兄弟の話。
俳優陣の演技もいまひとつだし、内容としても、サラリとして、熱くなるものがなく、中身がない。
車の魅力は詰まっていただけに、兄弟の確執や和解を突き詰めて描いていなくて見てくれだけの映画に終わってしまっているのが残念だった。
3、4年前に観た、F1映画ラッシュ/プライドと友情 は、ライバル同士だった実在のF1レーサーの確執、対抗心をたぎらせぶつかり合いながら、溶け合っていく様子をレースもCGに頼らず臨場感溢れ、胸熱くなり、ヒューマンドラマとカーアクションを見事に融合させ真摯にロンハワードが紡いだような作品を日本でもぜひ作って欲しい。