たまにある。
ノーマークなのに出来の良い作品。
不覚にも面白かった。
羽住英一郎監督って雰囲気カッコいい映画を撮ってるイメージなんですよね。
本作も変わらず雰囲気カッコいい感じで内容も至極シンプル。正直荒い脚本です。
ただ、そんな監督の長所なのか短所なのかよく分からないところが全部良い方向に転がって良い感じの仕上がりになってる。
ぶっちゃけラリー競技とかよく分からない。
この映画観てもイマイチ分からない。
それが、この監督の雰囲気カッコいい演出で細かい事気にせず観れちゃうんです。
首都高でのラリーとか設定がバカっぽくて大好きです。
兄弟の確執。強いライバル。少し三角関係。分かりやすいベタな設定と展開。
それが迫力あるラリー競技の映像と相まって丁度いい。
まぁ、ツッコミどころとかは気にせず気楽に観ましょう。
数年かけて数十秒縮めるための装置を試行錯誤してると思ったら、気合いで5分のペナルティをなんとかしようとしちゃったりね。
。。。嫌いじゃないですよ、このノリ。
スポンサーたくさん付いてそうな映画だけど、なんでこんなメインターゲットがよく分からない企画が立ち上がったんだろう?
公開すぐなのにガラガラだったんだよな〜。
こういうチャレンジングな映画は成功してほしいな。