少林36房

OVER DRIVEの少林36房のネタバレレビュー・内容・結末

OVER DRIVE(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

レースシーンの迫力のある映像は
良かったと思います。

ただ、
各キャラクターの設定・個性や物語展開が
以前から、よくある在り来たりな内容だったのは残念。
なので、物語は退屈しちゃったかな。

あと、
チームのマネジメントの者がレースのピット中にピットクルーと一緒にマシーンの周りをウロウロしちゃったり、
舗装されたコースでのレースで全コーナーをドリフトで攻めちゃったり、
森川葵の芝居がイマイチだったり、
等々、ツッコミどころも少なからずあったのですが
特に一番ひっかかったのは主人公達のレースマシンが水没してからの、ラスト展開が
余りにも強引で都合が良過ぎる超展開だった事。
思わず苦笑い。

同じく羽住監督の映画の
「海猿リミットオブラブ」のラストの
“どう考えても助からない状態からの、助かってしまうというあまりに強引で都合が良過ぎる超展開”を
本作のラスト展開を観ながら思い出してしまい
「この監督、こういう超展開で強引にハッピーエンドにしちゃうの好きなのかなぁ」なんて思ったりしました。

なんか、ここまで強引にもって行かれてハッピーエンドで終わらされると
“ルール無視の反則を思いっ切りやられた上に、勝ち逃げされた”様な気分になるんだけど・・・そんなん私だけかな。

そんなこんなで、
個人的にはレースシーンの迫力の映像を
楽しむ作品かなと思いました。

2018年6月に映画館で鑑賞
少林36房

少林36房