猫

ビール・ストリートの恋人たちの猫のレビュー・感想・評価

3.5
最後に原題が出て、やっと映画が理解できた。邦題からは違うイメージの映画を想像していた。
白黒が出てきたり、あやふやな音楽に違和感を感じ、sexシーンが長すぎてイラついた。
もしかしたら実話?と思うことで、なんとかこの映画を理解しようとしていた。
でも、ラストで全ての意味がわかった。
そうか、これは黒人達の映画なんだ。
イラつきは、いつの時代の話なのかわかってなかったからだった。
『デトロイト』を思い出したのは間違いじゃなかったんだ。
こういう歴史があった、という事なんだ。
と、最後にやっと理解。
前情報無しで臨む映画は
しばし、こういうことになる。
でも、なんの情報無しでも、わかる映画が好きだ。
たぶん私には
芸術性が高すぎてわからなかったんだ。

まぁつまりは私に
黒人達の歴史の知識がなかったせい、って事なんだよね……
映画のせいでは、ありません。
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