うーん。。。
非常に評価に困る作品。
一言で言えば、「愛」と「赦し」がテーマなのかな?
昨今のハリウッド映画の特徴として、アメリカの闇の部分を浮き彫りにする風潮があるようだが、本作もその流れを継承してると思う。
サスペンス度はそれ程高くないし、かといってブラックユーモア満載のウィットに富んだ突き抜けた具合もない。だが決して飽きさせる事の無い緻密な脚本でストーリーには引き込まれる。。。今年の賞戦線の大本命なのだが。。。とにかく観る人それぞれの価値観で評価が二分されそうな作品ではあります。
印象的だったのはサム・ロックウェルの怪演ぶり。元々大好きな俳優だったが本作で1番得してるのは彼じゃないのかな?
そういえばアカデミー賞って、俳優の得票率が30%くらいあるんだよね。ならば、本作で決定なのかな?
個人的にはそんなに好みの作風ではありませんでしたが。。。何かが物足りない。。。