暴力、暴言と笑いのギリギリの境界線。
なんじゃこりゃー。
3枚の看板と三人の役者でここまで膨らみますか。
人種や同性愛の差別用語が飛び交うけれど怒りを暴力で表すことに対して思い切りの皮肉を込められて作られてました。
展開に振り回されるのもたまには良いね。
ブラックライヴズマターなどの簡単な言葉では表せない作品でございました。
政治的宗教的思想でかつてないほど分裂をしているアメリカの縮図を見ているようでした。怒りの矛先は人それぞれその瞬間ごとに様々なベクトルを向いていて曼荼羅でも見ているのかと錯覚した。
最後まで飽きずに観れるのがイイ。もちろん脇役陣も良かったです。