3人の登場人物の物語を、
三幕構成で描き、
3つのビルボードに象徴させる。
とても上手。
何だか小説を読んでるみたいだった。
3ビルボードはマクガフィンとして物語の中心に据えていて、その感じがとても良かった。
何でこの映画が好きかって、
そりゃ話の面白さや文学性もそうなんだけど、
全キャラクターの人間味が溢れていて、とても良いんだよね。
例えば主人公のオバちゃんは肝っ玉な母ちゃんでカッコ良くて笑えるし、
ウディハレルソンの男らしさと切なさには一生ついていきます!って感じだし、
サムロックウェルには心打たれるし、
サムロックウェルのお母さんは爆笑だし。
こりゃオスカー最有力なのもわかるわ。
すげー面白かったもん。
雰囲気としてはコーエン兄弟の映画や、「この世に私の居場所なんてない」に似ていた。
「デトロイト」は見るべき映画。
「RAW」は新鮮な映画。
「シェイプオブウォーター」は大切な映画。
「スリービルボード」は面白い映画。
って感じだった。
オススメはというと、全部。