【余韻という名の1人想いにふけってしまうラストを持つ、人間味溢れた1本】
新食感。
いや、
新見感。
笑
正直言いますと、
ストーリーが優れているとは
言えないかも。
私は中だるみを感じてしまいました。
ただ、凄いのは
結末のタイミング。
エンドの作り方。
話の構成力。
みなさんのレビューで
「余韻がすごい」
「椅子から動けなかった」
と、ありましたが、
まさにそうなりますね。
あ、そこで◯◯るか。
みなさんも、余韻を楽しんでください。
そして、是非、鑑賞した人同士
存分に語り合いましょう。
きっと、それを狙った作品なんです。
余韻をお楽しみください、と。
「スリー・ビルボード」
「3枚の広告」
我が娘を失い、深く傷ついた母親と
その周辺を取り巻く人間関係。
傷ついた母親の少し過激な感情、
そして、
人間の変化、優しさが感じられる作品です。
人間味溢れましたね。
いろんな感情が交差します。
怒り、嫉妬、愛、強がり、折れない心、恐怖。
面白かった。素直にそう思える作品でした。
ちょっと新見感、
余韻を味わいたい方におすすめです。