怒りは怒りを来す。怒りの連鎖のお話。
娘をレイプされて殺された母親のミルドレッド、ガンに侵され余命僅かの警察署長のウィロビー、人種差別主義でオツム弱めの警察官ディクソンの3人を中心に物語は進む。3つのビルボード広告をきっかけに怒りの連鎖が起こる。
レイプ犯以外誰も本当の悪人は出てこない。人の心の動きの描写が秀逸で、とくにディクソン役の俳優さんの演技には引き込まれた。
そしてシリアスなシーンでちょいちょいジョークを挟んでくるの、笑えるんだけど笑っていいのかどうかわからない絶妙さだった。
もう一度観たい。