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スリー・ビルボードのwatasak7のレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
3.7
怒りは怒りを来す。怒りの連鎖のお話。

娘をレイプされて殺された母親のミルドレッド、ガンに侵され余命僅かの警察署長のウィロビー、人種差別主義でオツム弱めの警察官ディクソンの3人を中心に物語は進む。3つのビルボード広告をきっかけに怒りの連鎖が起こる。

レイプ犯以外誰も本当の悪人は出てこない。人の心の動きの描写が秀逸で、とくにディクソン役の俳優さんの演技には引き込まれた。

そしてシリアスなシーンでちょいちょいジョークを挟んでくるの、笑えるんだけど笑っていいのかどうかわからない絶妙さだった。

もう一度観たい。
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