THE 人間って感じの作品でした。
基本的に署長以外、かなり尖った(ちょっと異常なくらい)人物でなかなか感情移入して見ることは難しい。
母ちゃんも巡査もドン引きする部分があれば魅力的な部分もちゃんとある。
そして、そこにはこれまでの経緯だったり
関係性だったり、本能的なことだったり
たくさんの物が詰まって繋がっている。
そう思った瞬間、この映画が急に身近なものに感じられた。
現実の世界だって一緒で
自分だってそうで、人に優しくするときもあれば殺してやりたいと思う時もある。
と言うか人間誰しもそうじゃないだろうか。
それにしても、ラストのラスト
笑顔が本当に魅力的で希望を感じられた。