見終わったあと、こんなに疲労感を覚えた映画も久しぶりでした。。
娘をレイプされただけでなく焼き殺された主人公ミルドレッドの怒り、しかも犯人も捕まらない、彼女の置かれた境遇も含めて、前半くらいまでは共感できました。
でもその後の彼女の常軌を逸した暴走ぶりについていけなくなります、、
人種差別まるだしで暴力的な警官ディクソンのぶちギレぶりも嫌悪感感じてしまうし、
怒りと憎しみの連鎖、
その行き着く先は。
犯人が捕まれば済むことにも思えなくなってきて、見ているこちらが苦しくなってきます。悩まされてしまう💦💦
そこにあの慈悲にあふれたウィロビー署長の存在が物語にちょっとだけ優しさを加えてくれます。
署長があんなことになって異様にキレまくるディクソン、それほどとても署長を慕っていた彼が回りの炎にも気付かずに手紙を読み入ってしまう、、
そしてラスト、
ミルドレッドとディクソンの会話に、少しだけ救われたように思えました。
人を許すって難しい。
でも少しずつでもいいから行動することの大切さを考えさせられました。
難しいけどね(^^;)本当に。