りす

スリー・ビルボードのりすのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
1.9
2018年28本目、2月12本目、劇場7本目の鑑賞

ゴールデングローブ賞受賞作


今年のアカデミー賞は今作とデルトロのシェイプオブウォーターの一騎打ち状態と言われています
シェイプオブウォーターと比較した時に私は圧倒的にシェイブオブウォーターの方が面白かったと思うのですが、ゴールデングローブ賞は今作が取りましたし、どうなるのやら…

さて今作ですが、恐らく評価されているのは現在のTwitterを始めとしたSNS問題を風刺しているからでしょう
今作では個人の意志表示がSNSではなく看板だったわけなのですが…
このような影響力をSNSが持っていると自覚し、情報発信は注意を払って行うべきだとも取れます

また、今作では登場人物のキャラクターが第一印象と変化してくる、奥行きがあるキャラクターになっているという点が好印象、これにより作品に深みをもたらしています

ただ、あくまで個人的にはいまひとつな映画でした
メッセージ性を持ちながら面白い映画、入り込める映画を私は好きなのでしょう
今作では上映中の体感時間が遅すぎました、上映中にスクリーンの光を利用して何度腕時計を確認したことか…


まぁなんにせよアカデミー賞楽しみですねぇ、3月4日が待ちきれません
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