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スリー・ビルボードのgjadpwgmのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
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フランシスマクドーマンドの顔力が凄いのはもちろんだけど、個人的にはサムロックウェルが最高だった。

大事なときにイヤホンつけて聞いてないバカ野郎っぷりからの、最後の最後にはぶん殴られながらも…
とか、火傷で入院してからの若造とのオレンジジュースのくだりとか…
最初はほんとにクソ野郎としか思わなかったのに、最後は愛すべきバカ野郎になってた!
あの終わり方もにくいなあ。

燻ってた怒りの感情が文字通り炎となって燃え上がっていくのとか随所にうわーうまいなーと思わされる。

怒りは怒りを来たすってのは正しいかもしれないけど、てめえに言われたくねえ!ってときもある。
単純な倫理とか正義って言葉で片付けられない人間の感情を見せてくれた。

久しぶりにガツンと感情揺さぶられるパワーのある映画だった。
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