基本的に、女性に対する乱暴が絡むストーリーは避けたいのだが、今回は直接的な映像がなくてホッとした。
ウィロビー署長の優しさには心が痛む。自分が死ぬとわかっていて、そんなに人に優しくできるものだろうか。
「怒りは怒りを来す」
まさに、そうだと思う。署長がそれをいろんな角度から止めてくれたのかもしれない。
母親というのは、どんなに娘のことを貶していても、心の底ではとても愛してるんだなということがよくわかる。死んでしまったら、尚更なのかもしれない。
ラストがすっきりしない話はあまり好きではないのだが、今回はなぜか受け入れられた。逆に、あのラストで良かったのだとさえ思った。彼らがどんな選択をしたのかはわからないが、それを考えさせることに意味があるのかもしれない。