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スリー・ビルボードのkamのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
4.0
ミズーリ州の片田舎に3つのビルボードに広告が出された…ミルドレッドは娘がレイプされた上に殺され、7ヶ月経っても全く犯人の捕まる兆しがない。業を煮やした彼女は、人通りの少ない道に立つ3つのビルボードに広告をだす。

家族の物語であり、母の愛、他人への愛をの物語。ウィルビー署長から家族やマザコン警察官ディクソンへの愛、そしてミルドレッドへの愛。人のことを、我が身と思い、他人を愛すること。ミルドレッドの憎しみも、ディクソンの愛によって、溶けていく。

ラストシーンは、ミルドレッドとディクソンは何もせずあのまま戻ってくるとこを願いました。

感動や恐怖もあるけど、ブラックジョークが効いてて笑えるシーンもある、いい映画!
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