スリー・ビルボードのOjigiのレビュー・感想・評価

予想を裏切られて裏切られて裏切られてもうカオスじゃん、どうするのコレ、と思ったところでここでエンドロールかーい！という終わり方をする映画でした。
登場人物はクレイジーな人が多いし、町の治安は悪いし、警察は役に立たないし、終始ハラハラします。

ただ、この映画が伝えたかったのは「恨みは新たな恨みを生む」ということなんじゃないかと思います。
ひどいことをした相手に優しくされた経験が新たな優しさを生む。憎しみじゃなく優しさを連鎖させていこうという風に解釈しました。