ミズーリ州の田舎町に、突如立てられた看板を巡る、人々の話。
今まで、ありそうでなかったタイプの映画。
サム・ロックウェルの警官が凄い嫌な奴で、いかにも頭悪くて仕事ができない差別主義の警官〜って感じなんだけど、そうやって見てる自分も同じようにこういう人間を差別してるのかも…？って、後半の描き方を見てるうちに思った。
なんかちょっとおバカな分、段々と愛しさがこみ上げてくるキャラなのよね…サム…
こういう役で、オスカーもらってよかった！
いわゆるハリウッドの大スター的な人々がキャスティングされてないのも好ましい。
謎の爽やかさあふれるラストもよかった。
