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スリー・ビルボードのcのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
3.6
自分の人生に責任を持つことを前提とし、自らの価値観に沿って生きると選択した人々。聞こえは良いようだが、実際は横暴である。しかしこのことは実際は横暴ながらも筋が通っている、とも言えるということ。

彼らは躊躇なく行動する。
その躊躇ない行動は、こちらの心を感動させることも痛ませることもない。
私は彼らの人生の目撃者でありながら、ただの街の住人に過ぎない。
その潔さにおいて大変良い映画だった。

ラストの不思議な明るさが心に染みついて離れない。
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