ある母親の戦い
子を持つ親なら、先立つ子供に対して自分の身が削られるような想いになるだろう
それが、死別ではなく残虐な事件によって命を奪われたら、その怒りや憤りはただ一つ…犯人に向けられる
そして真実を知りたいと思うはず
小さな町の警察署では、捜査さえも見送られていた
そんな中の母親の怒りのぶつけどころが看板の中のメッセージだったのか
警察官の元旦那にはDV、挙げ句の果てには若い女の子と付き合ってるなんて、まるで母親を馬鹿にしてるとしか思えない
母親もそんな苛立ちから娘に対し、暴力的な言葉を投げつけるなど、相当追い詰められていたのだろう
だが看板の前に花を植える時は、娘を大切に想う一人の母親だった
未解決事件に首を突っ込まない警察なんて日本でもよく聞く話ではあるが、何の為の警察なのか、何故警察官を志望したのか聞いてみたいくらいだ
被害者家族にもっと寄り添って欲しいと願うばかり…