フランシス・マクドーマンドとサム・ロックウェルの怒りが制御不能になって街が大騒ぎになる話。
登場人物の内面の描き込みの妙と予測出来ない展開の連続が素晴らしい。
怒りの行き着く先は「赦し」なのか・・・というより突然「我に返る」。
そんな描写が所々にあるのが説教臭くなくて良かった。
参りました。満点でございます。
サム・ロックウェルを「クラッシュ」のマット・ディロンと重ねて観てしまった。同じ警官役だし。
「ファーゴ」もちょっと思い出した。
「15時17分、パリ行き」と黄金の二本立て。名画座は良いね。