【Three Billboard outside Ebbing】
善人かと思ったら悪人
悪人かと思ったら意外な行動
警察署長からディクソンからミルドレッドから謎の男から元旦那から、、、
すれ違っていく、ボタンが掛け違えていく
でもただすれ違うんじゃなく、1人の変化が次の人の変化を生んでいってる。
憎しみは憎しみしか生まない
互いに許し合うべき
予測不可能な脚本
重厚なストーリー
前半と後半で主人公が変わってるんじゃないかってくらい、毛色が違うと感じた。
映画好きにはこの2時間は決して長くない、濃密で深い厚い映画だったと思う。
キャストの芝居、芝居というか人間味をそのまま写した素晴らしいもの。
犯人探しも楽しめるけど、この映画は、そのためだけに作られたものでは決してないと思う。
ミズーリ州
白人はみんなエリートじゃない、ミズーリ州の閉鎖的コミュニティの白人を、サムロックウェル。
ストーリーの所々に、人種差別とか性虐待とか、社会風刺までいかないけど、当時もしくは少し前ののアメリカを写しているのかなと思ってしまう。