このレビューはネタバレを含みます
いや怖い映画ですねこれは!
改めてどっぷり偏見に浸かってる、自分の視点とか考え方を突きつけられた気分
ちょっと引っかかりつつラストまでみて
アッ!となる、あの瞬間、まじでキツイっす
あとこれ邦題なぁ……「ミズーリ」まで
入れないとピンとこないのでは?と観ながら思ってた
むしろモンヤリしたまま深読みさせる為にわざとですか!?とも思ったがたぶん違うな、、
しょっぱなのシーンと証拠云々、自殺のくだりあたりから
わりと序盤の方で署長が犯人だってわかるんだけど
目の前に繰り広げられる「ミズーリの日常」と僅かな変革で
あれほど気を巡らしてた「差別」への緊張感が
違う何かにすり替わってって
よくわかんねーけどなんとなくスッキリした雰囲気でラストを迎えちゃう
これホントに怖くてゾッとした、
「結局エンタメにしたいんでしょ?俗物だと自覚する事を忘れてわかった気になるなよ!」
とこの監督に言われてるみたい
でまた再視聴して心に大きな傷を負う……
これはすごく良い映画です