娘レイプして焼死させた犯人を捕まえるために、立ち上がる主人公女性はいい人なんだと思っていたけれど、見ていくうちに、違うなと感じ始めた。そう思ってみると、登場人物は皆、いい人でもあり、悪い人でもある。…
>>続きを読むスリー・ビルボード
期待値が高かった分、観終えたあとスッキリしない展開にすこしモヤモヤしていたけど、ぼんやりと考えるのをやめられない。
「怒りが怒りを来す」ってのがキーワードで、まさに誰かの行動が誰…
原題が「Three Billboards Outside Ebbing, Missouri」ミズーリ州エビング郊外の三つの広告といったところか。
このエビングというのは架空の街のようだがミズーリ州と…
なにが善?なにが悪?
社会的弱者は何をしてもいい?
権力者は何をしてもいい?
全編通して、いろんな問いかけをする映画だなぁなんて思いながら観た。
一人一人の個性はたしかに光っていて、存在感が強い。…
怒りは怒りを呼ぶ、憎しみは憎しみを呼ぶ。その先にあるのは悲しみの泥沼か身の破滅。
そのループから逃れる為の能力が忘却であり、その知恵が許しであると思う。
愛娘をレイプの上、殺害された母親である主人…
タイトルを連想させる、3人の視点の移り変わりから
時間経過と心境の変化を描いていく脚本が秀逸。
登場人物は皆極端で感情移入は難しく、
後半のサム・ロックウェルの行動だって単純すぎて怖い。
フランシ…
ストーリー的にはえぐいエピソードから始まるのだが、スポットライトが当たる主人公がコロコロ変わり、その人物への見方も変わるからとてもおもしろい。
いいなと感じたのは、ただの暴力差別アリのバカ警官だと…
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