スリー・ビルボードの作品情報・感想・評価

スリー・ビルボード2017年製作の映画)

Three Billboards Outside Ebbing, Missouri

上映日:2018年02月01日

製作国:

上映時間:115分

ジャンル:

4.0

あらすじ

最愛の娘が殺されて既に数ヶ月が経過したにもかかわらず、犯人が逮捕される気配がないことに憤るミルドレッドは、無能な警察に抗議するために町はずれに3枚の巨大な広告板を設置する。それを不快に思う警察とミルドレッドの間の諍いが、事態を予想外の方向に向かわせる。

「スリー・ビルボード」に投稿された感想・評価

kazu1961

kazu1961の感想・評価

4.4
「スリー・ビルボード」
原題「Three Billboards Outside Ebbing, Missouri」
2018/2/1公開 イギリス作品 2018-033

めちゃめちゃ人間臭い良い作品でした!「ヒットマンズ・レクイエム」「セブン・サイコパス」のマーティン・マクドナー監督の新作はサスペンスのようで、その実、容赦なく胸を打つ珠玉の人間ドラマでした!
マクドナー監督が執筆したオリジナル脚本は先が読めず、予想外の方向へと導かれ、思わぬところで思わぬ人物がぶつかる展開は最後まで目が離せません。「人は変われるし、怒りの連鎖は止められる」という希望に満ちたメッセージを、思いっきりダークな笑いとバイオレンスで辛辣に描き出しています!
そして、演技合戦が凄すぎです。サム・ロックウェル良すぎです!声がでかくて頭の悪い、粗野な警官をまさかの繊細さで演じたサム。彼がどんどんいい顔になっていくさまに目頭が熱くなります。
共感を拒み、触れるものを皆傷つけるかのような今までにないヒロイン・ミルドレット役のフランシス・マクドーマンド、人情派署長役のウディ・ハレルソン、そしてミルドレットに看板を売る広告屋役のケイレブ・ランドリー・ジョーンズも最高です。それぞれが最大限のものを出した演技合戦は圧巻です!
そしてラストシーンは賛否が分かれるでしょうが、これがサスペンスではなく人間ドラマであるという素晴らしいラストだと思います。

2017年・第74回ベネチア国際映画祭で脚本賞、同年のトロント国際映画祭でも最高賞にあたる観客賞を受賞するなど各国で高い評価を獲得したドラマ。娘のために孤独に奮闘する母親ミルドレッドをフランシス・マクドーマンドが熱演し、ウッディ・ハレルソン、サム・ロックウェルら演技派が共演。「セブン・サイコパス」「ヒットマンズ・レクイエム」のマーティン・マクドナー監督がメガホンをとった。
さと

さとの感想・評価

-
良い作品だった。
前半と後半の感じ方がこんなに変わるとは。
善意は失わずに生きていきたいなー!
kudakazu

kudakazuの感想・評価

3.8
冒頭の引き込み方がうまい。
普通に面白かったけど、終わり方はもっと色々出来たんじゃないかなと思う。
HAL2016

HAL2016の感想・評価

3.9
まだまだアメリカはいろんな問題を抱えているのだなと思いましたが、ある意味暴力(力)では何も解決できないというところにやっと気づいてきたのかと思いました。
大切な人をなくして、どうしたらいいかわからない葛藤が痛いほど伝わってきた。
登場人物みんなが傷ついてる。それでもどうしたらいいかわからなくて葛藤したまま終わっていく。一つの事件を中心として、関わっている全員の葛藤を綺麗に描き出してるのはとてもすごかった。
Chankana

Chankanaの感想・評価

4.5
久々にグッときた
見る価値あり。ストーリーの展開ですが、良い意味で裏切られた。脚本に拍手。俳優陣も適役でした。なぜアカデミー賞がシェイプオブウォーターと悩んだか不思議
yk

ykの感想・評価

3.8
記録
古

古の感想・評価

3.0
登場人物がそれぞれ憎める部分と愛せる側面を見せる複雑な人間ドラマ。レイプされ殺された娘の母親が、いつまでも犯人逮捕に至らない警察に業を煮やして大々的に警察をdisる広告を出すお話。
最後、落とし所そこなん!?関係ないのに!?ってすっごいモヤモヤしたけど、きっと殺さない…と思う。"怒りは怒りを来す"なら、許しは自分への救いになると考えても不自然じゃない。外に向けられた感情は、結局自分に返ってくるのだから。
とはいえ、正直難しくてスッと入ってはこなかった。色々考えて反芻して絞りだした感想がこれであって、「あーいい映画だったー!」って素直に思ったわけじやない。モヤモヤはしてる。
オレンジジュースのシーンで胸がきゅうってなった。好き。あそこは最高の"許し"のシーンだった。
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