最後、あれはどっちなんだろう?と考え込んでしまう余韻が続く。
人への愛とか、その表現の不器用さとかぶつける方向を誤ることとか、色んなことが交差して切ないけれど、その果てに分かり合えたり、伝わって変化…
おもしろかったんだけど、考察必須でした…。
観ただけではこの映画に込められたメッセージ性を読み取れなかった…。
ただ、ネットで考察を読んで映画を考え直してみるとなるほどと思うことばかりで、この映画の…
憎むべきは犯人なのに、見つからない。行き場を失った怒りが、新たな怒りを生み出してしまう様がやるせない。何度も憤りを覚えた。
けれども鑑賞後は観てよかった、自分の中の何かが変わったといえる作品。
オレ…
このレビューはネタバレを含みます
傑作だった。
怒りと赦しを描く。
怒りは怒りを呼ぶ。しかも当然の怒り。それを止めることも出来るんだけど…
そんな時にオレンジジュースを差し出せる勇気を持つ奴にお前はなれるのか?夫の遺した手紙を持って…
このレビューはネタバレを含みます
鳥肌立ちっぱなしの後半。
以下備忘録として流れをメモ。
①ミルドレッドが警察に対し、事件の解決を訴える広告を出す。
②警察と住民の反感を買う。
③末期ガンのウィロビー署長が自殺。但し、原因は広告で…
このレビューはネタバレを含みます
最初はミルドレッドに同情する気持ちで見ていたものの、ミルドレッドはいつしか人を疑うことばかりで、その怒りに任せて、警察署に火をつけるなどの行動がエスカレートしていくにつれ、その様を見ていて辛くなった…
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