スリー・ビルボードの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

スリー・ビルボード2017年製作の映画)

Three Billboards Outside Ebbing, Missouri

上映日:2018年02月01日

製作国:

上映時間:115分

ジャンル:

4.0

あらすじ

最愛の娘が殺されて既に数ヶ月が経過したにもかかわらず、犯人が逮捕される気配がないことに憤るミルドレッドは、無能な警察に抗議するために町はずれに3枚の巨大な広告板を設置する。それを不快に思う警察とミルドレッドの間の諍いが、事態を予想外の方向に向かわせる。

「スリー・ビルボード」に投稿された感想・評価

daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.3
ミズーリ州の寂れた道路に掲示された巨大な3枚の広告看板。そこには警察への批判メッセージが書かれていた。設置したのは、7カ月前に何者かに娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)。犯人は一向に捕まらず、何の進展もない捜査状況に腹を立て、警察署長ウィロビー(ウディ・ハレルソン)にケンカを売ったのだ。署長を敬愛する部下ディクソン(サム・ロックウェル)や町の人々に脅されても、ミルドレッドは一歩も引かない。その日を境に、次々と不穏な事件が起こり始め、事態は予想外の方向へと向かっていく……。
前半は警察や警察に味方する町の人々や田舎町の閉鎖的な事無かれ主義に苛立つけど、中盤からはどんどん独善的になり暴走していくミルドレットやミルドレットに感化されるある男の暴走する正義に背筋が凍る展開に、「本当の正義とはどこまでが正義なのか?」「愛や赦しは憎しみを越えるのか?」を突き付けられるサスペンス映画。
警察やマスコミに対して一歩も引かないだけでなく、犯人探しを邪魔する者を誰であれ正義感を向けるミルドレットを演じるフランシス・マクドーマンド、最初は尊敬するウィロビーを非難するミルドレットに対しての反感からミルドレットに味方する者を迫害するがあることからミルドレットを助けるディクソンを演じるサム・ロックウェルの演技、どんどん独善的に犯人に憎しみを募らせるミルドレットやある男の暴走する正義そして憎しみを越える赦しや絆が、印象的。
asora

asoraの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

とても映画らしい映画。
登場人物の誰一人として感情移入はしづらいんだけど、物語が進むにつれて魅力的になっていく感じが好き。
音楽もとても良かったし、最後の終わり方もよき。
何だろう、この見終わったあとの余韻は。
そうだ、フォーリングダウンだ!
mizutama

mizutamaの感想・評価

4.0
予備知識なく鑑賞。
醸し出す人間関係の雰囲気がさながらコーエン兄弟作⁇かと見紛う秀作。
サムロックウェルが素晴らしい‼︎
monami

monamiの感想・評価

3.8
最後の終わり方が好みだった。人間には善と悪を誰もが持っていることがよくわかる。(邦画でいうと、愚行録もそうだった)
rikurie

rikurieの感想・評価

3.5
道道考えようのエンディングが良いのかそうでも無いのか悩む。差別野郎のサム ロックウェルと小男ピーター ディンクレイジはいい。inclusion RIDERという概念も◎
みどり

みどりの感想・評価

1.0
こういう映画は初めてみた。
全然理解出来なくて、これはアメリカの田舎の話だとかギャングっぽいとか自分がいかに狭いところでしか共感できないのかと思わされた。この映画に暴力はいけません、汚い言葉は使っちゃいけません、ってそういう平和主義者的視点しか振りかざせなかった。
人間の憎しみってこんなに怖いんだ、苦しいんだ、傷つけるんだ。
人間の素敵な部分を最大化させたいし、そんな世界で私は生きたい。
こういう作品みると、心が苦しくなる。
フランシスマクドーマンドの顔力が凄いのはもちろんだけど、個人的にはサムロックウェルが最高だった。

大事なときにイヤホンつけて聞いてないバカ野郎っぷりからの、最後の最後にはぶん殴られながらも…
とか、火傷で入院してからの若造とのオレンジジュースのくだりとか…
最初はほんとにクソ野郎としか思わなかったのに、最後は愛すべきバカ野郎になってた!
あの終わり方もにくいなあ。

燻ってた怒りの感情が文字通り炎となって燃え上がっていくのとか随所にうわーうまいなーと思わされる。

怒りは怒りを来たすってのは正しいかもしれないけど、てめえに言われたくねえ!ってときもある。
単純な倫理とか正義って言葉で片付けられない人間の感情を見せてくれた。

久しぶりにガツンと感情揺さぶられるパワーのある映画だった。
ヒューマンかぁ~。期待した分残念。被害者の母親の話だけど善悪が絡み合うストーリーは評価できる。