白玉もちもち姫

16歳、戦火の恋の白玉もちもち姫のレビュー・感想・評価

16歳、戦火の恋(2018年製作の映画)
3.3
【国を愛する事さえ許されないとは】

寝る前に"綺麗でお洒落な恋愛映画"観たいなって思ったんだけど何故かここに行き着いたマジで間違えた無事観賞後鬱

かつてヒトラーはユダヤ人だけでなく肌が黒いドイツ人も一掃しようとしていたんですね。そんな中で主人公レイナは軍人ルッツと恋に落ちちゃうんですね。レイナ自身は立派な愛国心あるドイツ人なのに祖国を愛する事さえ罪になるという不条理さ

弟コーエンが反ユダヤ教育を受ける中で
レイナが"違う、彼は良いユダヤ人よ"って言うと
ママが"違うわ、彼は人間よ"って言ったのがすごいグッときた

特にこれといって珍しい展開も無いけど、観るにつれて不条理さに眉ひそめてしまった。あと英語と邦題が違和感すぎて...そこだけが...原題の意味が最後グッとくるのに...
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