片腕マシンボーイ

ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンターの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

3.5
はじめのうちはな、まぁドルフ・ラングレンらしいポンコツホラーアクションやな、と鼻ほじりながら観てたんですがね…

悪魔ハンターのドルフ・ラングレンが次々と人から人へ乗り移る悪魔追っかけんよ、って話

虐殺シーンの愉快さな!ゲラゲラ
あの町人会議のシーンの愉快さは一見の価値あり、オラフ・イッテンバッハ監督の傑作スプラッタ「ハウス・オブ・ブラッド」の虐殺シーンや、大衆映画「キングスマン」の教会のアクションシーンを思い出させる名シーンでして、ギリ大衆ウケする程よいスプラッタ感が素晴らしい
「キングスマン」では物足りないけど、イッテンバッハは過激すぎる!っていう日本人の平均的なスプラッタ耐性指数にバッチリ合った頭部破壊を連発してくれます
逆にイッテンバッハ好きのキチガイさん達でもちょっとした腹ごなしのつもりで観れば充分にゲラゲラ出来るクオリティと思います

それ以外の要素は…
ドルフ・ラングレンのファンが見ればアクション少なくて残念だろうし
ゾンビハンター言うとりますがゾンビファンが見ればゾンビなんて全く出てこんやんけ!ぷんすか!なるし
町人会議虐殺シーンと、悪魔に乗り移られたちびっこ虐殺シーンと、ラストの虐殺シーン以外はスキップしちゃっても良いかな?ってな作品ですね

特に冒頭にはかわゆいワンコロが…もあるんで、最初からテンション下がります
ワンコロに憑依するんは反則だよなぁ!ぷんすか!

でもみんなドルフ・ラングレンの作品なんてハードルさげてさげて観るやろ?だったら間違いなく、あ!思ったより楽しい…、なるんちゃうかな!

ってか監督が「ザ・コンヴェント」とか「ラバランチュラ」の人やん!センス良いワケやわぁ