スプリングス

劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人のスプリングスのレビュー・感想・評価

3.3
〈/そりゃ十戒に選ばれるわけがない/〉

【Review】
魔神王の精鋭部隊《十戒》のメンバーになり損ねた男率いる《黒の六騎士》と、《七つの大罪》と呼ばれる者たちとが空の上を舞台にバトる物語。
えーと、僕ですね。この『七つの大罪』...実は今出てる巻まで漫画のほうは読んでまして、かなりマイフェイバリットな作品なんですよね。
何がいいって、それぞれのキャラクターの結びつきですよね。友情だったり恋心だったり、誰かが誰かを思って《覚悟して》戦いに挑む姿、、それが格好良くてたまんねぇんですよ。
あとはバトルシーンの迫力や敵キャラの魅力ね。超人vs超人だから大地は穿つし湖は沸騰するしで迫力満載!敵も絶対悪ではなく自身の《信念》で戦ってるから余計に熱い!!
...さてさてさーて!原作の魅力を紹介したところで、映画の感想に移りましょう。


Good
《エスカノール様(杉田)の嘔吐芸》《バンは何してもカッコいい》《ゴウセルのサイコパスムーヴ》《ホークとおばあちゃん可愛い》《ディアンヌ想いのキング》《圧倒的強者_マーリン》《メリオダスが敵の針に刺さりそうになる仲間を止めるところ...格好良すぎやろ》《エリザベス良い子》《最後の合体技めっちゃいい》《劇場のワイワイ感》

Bad
《敵が弱すぎる...捨てヴィラン感》《敵の人間的魅力も欠けている》《モブが大量に死んでるのに焦燥感が無い》《カメラワークが所々カクカクしてるのがすげぇ気になる》《敵の切り札、もっと禍々しくていいと思う...下手したら可愛いまであるぞあの姿》《最後の封印の「オラに元気を分けてくれ」感》《全体的にストーリーが薄い》《エスカノールの技の特徴に「そ、その技は奴のッ...!?」みたいな気付きのセリフが敵からあっても良かったと思う...せっかく特典の漫画で戦ってるんだから...》《映画というよりは地上波の「2時間スペシャル」》


これは事前情報なしで楽しめるものだろうか...。
ま、劇場の子供たちが満足そうだったからいっか、笑!

【Digression】
原作で一番好きなキャラクターは“デリエリ”です!
ケツから言って可愛いすぎます!!
(クールで無口な女性キャラっていいよね)