一冊の本から繋がる運命の出会い。リリー・ジェームズはこういうレトロな衣装がほんっとうに似合う。可愛い。間違いない。いつもより少し落ち着いた美人設定なのも良かった。きゃぴきゃぴ感低め。こんなに美しくて作家かあ。わたしもなりたいわ。相棒的な編集者も良かった。
一冊の本を通してガーンジー島で出会った2人は、温度低めだけどじわりじわりと距離を詰め地味にお互いの関係を深めていく感じが嫌いじゃない。好きなんでしょ！わたしは気づいてるけど、まだ知らないフリするの！とやきもき。またそれも良き。最初に登場して、途中行方知れずになる正義感溢れる優しきエリザベス。彼女の行方がどういう結末に結びつくのか最後まで分からずハラハラ。ラストを知り、そりゃそうか、、、と思うんだけど、本当に最後までエリザベスはどうなったの？？って気になって気になって仕方なかった。
カッコつけるわけではないが、わたしも正義感強目で時にウザがられるので、ちょっと気をつけようと思った。エリザベスほど賢くないし、鈍臭いし、強くないからまあ大丈夫か。
ダウントン・アビーのあの人も出ていてなんだかうきうき。
地味だけど面白い作品だった。ラストも好き。他人同士の集まりが家族のように結びつく話は好み。ポテトの皮のパイ🥧、ちょっと気になる。
