●ナチスに占領された唯一のイギリス領土、ガーンジー島の読書会の秘密
◯あらすじ
まだ第二次世界大戦の爪痕の残る時代、イギリスの女性作家に一通の手紙が届く。
その手紙は、昔手放した本が縁で送られて来たものだった。
ナチス占領下において本に救われたという送り主に共感した作家は、急遽ガーンジー島に赴くが、読書会の人々は隠したいことがあるようで、歓迎ばかりではなかった…
□感想
主人公の被ってる帽子がめちゃめちゃ素敵だったし、イギリスファッションが可愛くてたまらなかった。
街で見る婚約者と、島で見る婚約者が全然素敵度が違って、説得力が高いというか、リアリティがあった。
戦争は、終戦したから終わりではないということ。「彼女」の生き様。
戦後なので残虐なシーンは一切ないけど、その爪痕の深さが伝わる作品でした。
2023年7本目