いや怖くね?
みんな幸せ最高だよねー!って最後終わるけど、いやちょっと待って素直に祝福できないんだけど。
誘拐おじさんの洗脳ビデオで育った子どもがその続編を映画化して家族愛いいよねーってそんな都合よく過去を忘れられないと思う。
確かに精神病とか世間の受け入れ方とかリアリティを持って描き過ぎても笑いにくいのは分かる。でもそれにしても要所要所でご都合主義が無視できないレベルであったのは残念。
目先のボケを優先し過ぎて主人公の感情とか性格が見えずらかった。改めてギャグと物語を両立させる難しさを感じた。
設定は面白いし、小ボケもバシバシ決まっていて全体としては楽しめた。
でもその設定の突飛さに対して物語が王道過ぎて、設定の面白さを上手く消化できていなかった印象。
結局、こんな普通の話をしたいなら変な設定じゃない方が謎もなくモヤモヤせずまとまったんじゃない?という感じ。