前情報入れずに観た、こんな話だったとはー!
ちょっと、ルームを思い出すお話。
人物たちのそれぞれの立場から見ると、全く違う意味合いで、ものすごい存在感を発揮するブリグズビー。終始、その存在がとても効いている映画でした。
ジェームスの愛するブリグズビーは、
両親には憎むべきもの、それを受け入れるのは並大抵じゃないだろうなあ。
そのブリグズビーがジェームスの世界を広げてくれるっていうのも、彼らの視点ではやるせない。
大人になりきれていないジェームスの気持ちや、信じていた世界の全てがひっくり返る戸惑いも分かる。
その対比に、妹と友達が上手いこと入ってくる。
最初の両親は、もちろん犯罪なんだけど、ダメなんだけど、そこに愛情がなかったわけではないのかなって思わされた。
刑事のおじさまがいいキャラすぎ。
いろいろな形の愛情のお話なのかな。
笑えて泣ける。