激ヤバ！幸福感に溢れていて良作。
主人公は悲しい境遇に晒されている場面から物語が始まるんだけどそのシーンの変態さ異様さから引き込まれてしまった。
友情、夢を追うこと、映画の力、優しさ、いろんなものが詰め込まれているのに無駄がなくてピュアに最後まで観られる。
出てくる人みんな良いやつで犯罪者も出てくるんだけどどこか優しいというか、極悪人はひとりもいなかったんじゃないかな。そういう役柄なしの物語ってメリハリなくなりがちなんだけどそんなの感じないでのめり込めた。
刑事がいろいろ主人公を助けるんだけど
やってることが確実に懲戒解雇レベルで「あなたそれキャリア大丈夫なの！？」て心配しちゃうけど生き様が素敵。この刑事みたいな人間になりたいと思ったよ。
久しぶりにピュアフルになれる映画観た。押しつけでなくて受け入れることの大切さを嫌みなく描いてる傑作。
明日からまたクソったれな社会を生きていくための糧になった。
