「意味もなくただ繰り返す日常から脱しろ」…？
「何が起こるかわからない未来を恐れるな」…？
描かない系の不気味さと暗さがある作品でした。
“描かなさ”は、まぁ上位です。笑
何となくすら掴めない、と言っていいくらいにわかりにくい映画でも大丈夫な人は、この作品の独特の雰囲気と深さを味わえそうです。
白黒はっきりさせたい人にはもどかしさしか残らないかもしれません。
評価が二部しているのもそういうところでしょうね。
アルカディアを見て、2010年の『リセット』というアメリカの映画を思い出しました。
あちらはもっと評価が低いですが、個人的には好きです。
破壊的な話が好きなんだと思います。色々あって。
アルカディアが印象に残った人にはメキシコ製の『パラドクス』を是非見てほしいです。
さらに奇妙さを感じられると思います。
有名なところでは『プリデスティネーション』も見逃せません。
