ま

セブン・シスターズのまのレビュー・感想・評価

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)
3.5
設定が面白い映画。色々ツッコミどころはあるけどコレを受け入れればめちゃくちゃ楽しめたSFアクション映画。

舞台は近未来。世界中で増えすぎた人口、食糧不足を抑えるため政府が出した法案は「一家族子供は一人まで」「二人以上作ったら児童分配局という組織が捕らえますよ」。

そんな最中七つ子の女の子が生まれ、彼女らの育ての父親は七つ子という事実を隠し、子供達それぞれに曜日の名前(月曜、火曜、水曜…)を付けた。

"月曜日"と名付けられた子は月曜だけ外出して良い、"火曜日"と名付けられた子は火曜日だけ外出して良い…ただし全員同じ人間になりすまして誰にもその正体(七つ子であること、姉妹がいること)を喋ってはいけない、一日の出来事を皆で共有するというルールを作成。

なんだかんだ正体バレずに姉妹仲良く今まで生活をしてきたのだが、ある日長女の"月曜日"が家に帰らず、徐々に歯車が狂い始める…

まず主人公の女性(ノミオ・ラパス)が一人七役を演じるところが面白い。クール系、お色気系、格闘系、地味だけど頭脳系などなど、それぞれ姉妹には特徴があり、彼女らが力を合わせ問題を解決していくところが見どころ。この女優さん、どっかで見たことあると思ったら「LAMB」に出演してた人でした。
アクション要素も結構あってなかなか派手で適度にスリリング。

設定、キャラクター、アクション、ストーリーのバランスが良くて最後まで飽きずに見ることが出来ました。
ま