おなべ

セブン・シスターズのおなべのレビュー・感想・評価

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)
3.7
割と遠くない未来を描いたノワール・ディストピア映画。《ノオミ・ラパス》が驚異の1人7役を演じます。原題「What Happened to Monday」

以下【素人コピーライター】という設定でコピーを書きます。「人口爆発により第二子を許されない近未来で、同時に生を受けた七つの命。次々と襲い掛かる刺客を前に、1つの人生を分かつ姉妹の絆が今試される!運命に抗う 7つの生き様を見届けろ!それぞれの姉妹が迎える結末に胸中を抉られる事間違い無しの新機軸アクションスリラー!!」

……才能なし!

『クラウドアトラス』でも1人何役もこなしてましたが、今作に関しては同じ時間軸内、それもワンシーンに同時に7人存在するという凄技。一人ひとりに個性があって呼び名も違うので判別はつきますが、最初と最後だけ「(姉妹の内)誰?」ってなる時があったかな…。

内容としては、あまり御都合主義の展開が見受けられなかったのがリアルで良かったし、それ故ズッシリと重くのし掛かる場面が多々あります。アクションは中々アグレッシブでグロい衝撃的なシーンも結構あってgood。個人的にはラストにもう一捻りの、大どんでん返しor大感動的な展開があったら3.8以上になってたと思います。










【以下ネタバレ】










◉Fridayが犠牲になる道を選んだ後、パソコン画面に映し出された最後の1枚、ささやかな家族の写真にウルっときました👍
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