ヴァンダム

セブン・シスターズのヴァンダムのレビュー・感想・評価

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)
3.8
人類の人口が爆発的に増えてしまった近未来で一人っ子政策が行われ兄弟姉妹が作ってはいけなくなった世界で政府に隠れて生活する七つ子が巨大な陰謀に巻き込まれるSFアクション!

この作品の魅力はなんと言っても主演のノオミ・ラパスのひとり7役の演じ分けが素晴らしかったです❗( ´∀`)
7人姉妹のそれぞれの個性や強さ弱さをしっかり演じ分けていてやっぱり素晴らしい女優さんだなぁと思いましたよ( ´∀`)(ちなみに一番好きなのは武闘派ウェンズレーで彼女の腹筋はなかなか素敵でしたよ( ´∀`))

ストーリーも雑なところもありましたが人口が増加し続けたらどうなるのかと思うと絶対にないとは言えない未来だし色々考えさせられましたね(ー_ー;)
ラストもハッピーエンドとは思えなかったです。(ただ俺は未来の子供達の可能性と希望を信じたいかなぁ)

あとアクションも思ってた以上にあって少しビックリしました(もっとSFサスペンス寄りだと思ってた)
主人公達が最初に襲撃されるシーンはなかなか面白かったです。
ただクライマックスのある対決シーンはなんか久しぶりにアクションシーンで混乱しました(´・ω・`)

ただ主人公達が襲撃者を倒してすぐに次の部隊を送らないのはご都合的だし、
7人姉妹がよく大人になるまでバレなかったのかがイマイチ納得いかなかったし主人公達を育てた父親がどう亡くなったのかとか説明もなくて微妙にのれなかった部分もありました。

あと凄く勿体ないなぁと感じたのが、ノオミ・ラパスがせっかく7人姉妹をひとりで演じてるのに意外と一人一人の退場が早くてそれぞれの活躍が少なくてここは非常に勿体ないと感じました(´・ω・`)

ただ人体破損演出を得意としてるトミー・ウィルコラ監督作品の中では一番観やすい方だし(でも多少グロい場面はあるので注意!)しっかりメッセージ性もありサクッと観れる良作ディストピアSFでした(  ̄▽ ̄)
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