主役のノオミ・ラパスやグレン・クローズ、そしてウィレム・デフォーと言う個性派俳優の出演作品である事を他の作品に挿入されていた予告編で知り期待してのレンタルでした。
近未来の世界で人口が増えすぎてしまった為に一家庭に子供は一人までしか分配されない様に支配されていた。二人目以降に生まれた子供は資源が回復されるまで冷凍保存されて行くという施策が実行されていた。
そんな社会で七つ子が生まれ親は日曜から土曜までの名前をそれぞれ命名し、一人の人物としてその名の曜日だけ外出させるようにして育てていた。
しかし、成長するにしたがって接触する人間が増える事により彼女たちに秘密が政府に知られる事になる。そして、追ってから逃れる彼女たちは政府の恐ろしい行いを知る事に・・・・
少々、ウィレム・デフォーの活躍する場面が少なかったのが残念でしたがSF・サスペンスとしては比較的見応えの在る作品ではないかと思います。
ノオミ・ラパスの無表情的なキャラが七つ子を演じ分ける事にも興味が有りましたが結構嵌まっていたと思います。