Rio

セブン・シスターズのRioのレビュー・感想・評価

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)
4.0
過度な人口過密に食料不足に苦しむ約50年後の世界を描くディストピア作品。
中国の一人っ子政策を過激にしたような政策を推し進める1人の女性政治家と、そんな政策に反して七つ子の姉妹としてひっそり生きる姉妹のSF作品でした。

1人で7役なんて…って思ったけど、見た目に加えパーソナリティにも差をつけて、見る側にも分かりやすく見事に演じきっていたと思います。
それに、派手で難しそうなアクションもこなしていて脱帽。

結構次々と人が死んでいくので、そういうのが苦手な人には向かないかもしれないけど、そうでなければ楽しめるストーリーになってると思いました。
タイトル通り「What happened to Monday」と月曜に何が起きたのかという謎を考えつつ、目まぐるしくストーリーが展開して目が離せません。

自分は長女なので、月曜の感じてたプレッシャーとか責任感っていうのはすごく分かります。

なんか、楽しかったけど、少し悲しい気分にもなるし、今の地球の環境問題とかを再認識もできる作品でした。
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