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セブン・シスターズのメタのレビュー・感想・評価

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)
3.6

秀作。

7つ子が一人を演じるという舞台設定がいい。社会的な背景も、SFとしてグッド。

7人にそれぞれ個性がある。演じ分けられている役者がすごい。

内容は、予想よりもハードで、肉弾的アクションが多かった。それだけではなく、SFの設定を活かした「あるある」も描けていて、満足の出来。

ただし、全体的に意外性が少なかったのは否めない。それでも、7つ子の「アイデンティティ」を巡る問いが核心にあった点は、浅くなくていい。SFの奇抜な舞台設定から見えて来る深遠な問いかけこそ、面白いところ。

個人的には、吹き替え版もぜひおすすめしたい。『鋼の錬金術師』などの、朴 璐美が主役を演じ分けている。クセがあり魅力的だつた。
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