アノン

ワンダーウーマン 1984のアノンのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
4.0
朝イチだからかもしれないけど、IMAXの広い劇場なのに6人ぐらいしかいなくて悲しかった。世間で大して話題になってない事にもビックリする。こんなに素敵映画なのに…。

個人的には前作より断然好きだった!ストーリー展開が読みにくかったし、なによりメッセージ性がある。人間の欲望をテーマにしていて、自らの心を満たすことによって本当に大切なものが見えなくなってしまっているということを上手く伝えていた。良い話にまとまってて最後のクリスマスマーケットのシーンはとてもホッコリする。

スティーブが戻ってくるのは当初から知ってたけど、やっぱ目の当たりにすると嬉しい。前作はイチャイチャしてるとことかほぼ観れなかったから、2人が普通の恋人として何でもない日常を過ごすシーンにニヤけた。スティーブのちょっとイカれたファッションセンスは笑った。なんか今回はアクションよりも、こういう幸せな日常のシーンが良かったな〜。

ヴィランが2人いるのもなんか面白かった。まぁマックス単体で見てヴィランなのかと聞かれると微妙なとこはあるけど、ペドロが演じることによってサイコ感が増して良かった。バーバラの使い方も個人的にはすごい好き。前知識ほぼゼロで観たから、まさかな展開に驚いた。

最後になるけど、ガル様の美しさが半端ない。ファッションもまじで最高。お着替えが割とあるんだけど全部超絶カッコ良い。ハイウエストのパンツスタイルにジャケット羽織ってピンヒール履いたり、深いスリットの入った白いロングドレスを着たり、とにかくめちゃくちゃお洒落。ラルフ・ローレンの秋冬コレクションかな?っていうぐらいの完璧な着こなしだった。さすが過ぎました…。
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