もやマン

ワンダーウーマン 1984のもやマンのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.6
故郷のシーンから始まる。嘘で手に入れた名声、卑怯な手で成し遂げた成功は意味のないものという話をダイアナに語る。
そのテーマは、最後まで重要なものになる。
真実の縄も、この映画では大切なアイテムとなる。


ワンダーウーマンは、前作で完成された完璧な女神といえる存在だ。
だけど彼女は前作で、失ったものがある。
それが、今作では、ふとしたことで自分のもとに戻ってくる。欠けた一部が埋められ、本当に彼女は完璧になったのだが、もちろんその存在は、いわゆる嘘の存在である。

一度は彼女はそれでいいと、受け入れてしまう。
この幸せを二度と離したくない。
感情的に生きる、ひとりの人間となる。

だが、嘘を受け入れて生きると人類が滅ぶという現実に向き合うことに。


前作では戦う意味を探し、戦う女神となったが、今作では愛や平和の女神となる。


ショッピングモールでの戦闘を含め本当につまらないアクションだったし、古臭い映画だと思った。
なんだよこれひどいな笑
って思った。

だけど、この映画の最も切ないシーンで見る目が変わった。この映画は、いつものアメコミ映画ではないんだと思った。

あそこのために金払える。


で、全体的に観ると、やはり物足りない。
テーマはわかったけどもっと面白く出来たしょ?って気持ちが強いかな。

オタクじゃない人が作ったヒーロー映画って感じだった。
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