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ワンダーウーマン 1984のkarmapoliceのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.0
Wonder Woman 1984:パティ・ジェンキンス監督、脚本、原案、ジェフ・ジョーンズ、デヴィッド・キャラハム脚本、 ガル・ガドット、クリス・パイン主演、ハンス・ジマー音楽、2020年作品。前作での戦いから66年後、欲望と世情不安が渦巻く1984年のアメリカを舞台にした作品。

1作目がなかなかの楽しさだったので、期待して観たがそれほどでもなかった。前作の方が好きかな!?前作もテンポはイマイチながらも、もう少し女流監督ならではの女性のキラキラした魅力に溢れていたとように思う。今作は「願いを叶える石」と出会い、かつて愛した男性スティーブ(クリス・パイン)を復活させるが引き換えにヒーローとしての力を失ってしまうという魅力的?!な設定。結果スーパーヒロインの物語としては物足りなく、だからと言って当然ロマンス・コメディに振り切る訳もなく、やや消化不良。盛沢山で内容は魅力があるのに、何となく真面目過ぎるDC独特のダークでまったりした展開がかなり長く感じてしまう。

製作の一人であるザック・スナイダーの影響があるのだろうか。やや苦手なタイプのDCのパターンだったのが残念だ。内容はしっかりあるので見逃せない作品だけど・・・・、ブラックでもいいからユーモアを入れて欲しい気がする(笑)
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